写実主義・河野桂一郎さんのwakanaに恋する

最近、写実絵画にはまっています。

先日、ツイッターで流れてきたある作品に目を奪われたのがきっかけです。その作品は、本当に写真のような美しい裸婦画で、ある展覧会場に展示されている様子は、逆に写真に見えすぎて、違和感さえ覚えるほどのものでした。

そのツイッターは流してしまったのですが、日を追うごとに気になり出し、誰の何の作品か知りたくて仕方なくなりました。あの娘に会いたい!というもはや恋心ですね。

調べていくうちに、そういう作品が「写実絵画」と言われ、それが今流行しているということ、その仕掛け人が「ホキ美術館」だということなどがわかりました。

そこで、「超写実の人物画・ホキ美術館コレクション」という画集を購入してみました。そこには、森本草介さんの作品をはじめ、息を呑む絵画が溢れており、大満足の一冊でした。

ただ、冒頭の絵画は見つかりません。

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また、その画集の中でとても気になる作品を見つけました。三重野慶さんの「言葉にする前にそのまま」です。うら若き女子が川に浸かっている構図なのですが、これが非常に秀逸。言うなれば、写真を超越しているレベル。この作品にも惹かれ、三重野さんにも興味が出てきました。しかもそのタイミングで三重野さんがファースト画集を出すという知らせを知り、購入。ひょっとしたら、冒頭の絵画は、三重野さんの作品かも知れないという期待も込めて!

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三重野さんの画集、大変素晴らしいものでした。表題の作品はもちろん、全ての作品が本当にそこにいるかのような作品ばかり。購入して良かったなあ、とつくづく思っています。しかし、冒頭の絵画は三重野さんの作品でありませんでした。

余談ですが、三重野さんの作品にはほぼ裸婦がなく、すべて着衣のものでした。私はここまで群を抜いて写真を超えの人物画を描ける三重野さんには、是非超リアルな裸婦画に取り組んでほしいと思います。モデル的にもほぼ裸の写真を公開されるようなものなのでなり手がいないのかもれませんが、グラビアアイドルやAV女優さんが被写体でも良いので、是非お願いします。

さて、このように1枚の絵がきっかけで、写実主義について興味を持ち、いろいろな作家さんの作品にも触れて参りましたが、どうしても冒頭の絵画には出会えません。

最後の希望はもうグーグル先生しかありません!「リアル絵画 裸婦」「写真のような絵 ヌード」などあらゆるキーワード検索をしても出てきません。諦めかけた私でしたが、ひょっとしたら画像検索が絵ではなくヌード写真と認識して見つけてくれるのではないかと考えました。そこで、似たような構図のヌード写真をもとに、類似の画像を片っ端から検索していったところ、、、、やっと、やっと見つかりました!!!!!

苦節1ヶ月!!!長かった。

作品は河野桂一郎という画家さんの、「wakana」というものでした。

これです!このクオリティは私の中で国内最強の写実裸婦画。恋い焦がれた人に会えた瞬間でした。このモデルさんにお会いしたら本当に恋してしまうでしょう。

さて、河野桂一郎さん。公式ホームページも開設されており、作品集もありました。wakanaも紹介されています。しかし、ガチの裸婦画はほぼwakanaだけなんですよね。とてももったいない気がします。このクオリティなら裸婦画専門で行っても良いのではないかな、と思ったりします。是非、ご検討をいただけませんか、河野さん。

ということで、写実絵画に目覚めてしまった私、今年はホキ美術館に行きたいなあと思っております。

最後に、wakanaの画像を紹介しておきますね。

 

keiichirokono.com

余談ですが、wakanaをFaceAppアプリで笑顔にしたり、背景をつけたり、若くしたりして勝手に加工しています。河野さんすみません、個人的な愉しみです(笑)